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■愛媛の釣り情報を紹介しています。毎週愛媛新聞に掲載される各地の情報を集約しています。検索機能を使ってご覧ください。(毎週更新) |
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■<83> タマガシラ
深場 やや大きな群れ |
タマガシラはスズキ目イトヨリダイ科タマガシラ属の海水魚。体形はわずかに側扁(そくへん)し、ニシキゴイの紅白を思わせるような4本の濃い紅色の横帯がある。ひれは淡黄色で、尾びれは半透明。最大は20センチを超えるが、愛媛県内で通常見られるのは15センチ以下。
暖海性の魚で宇和海以南に棲(す)み、瀬戸内海にはほとんどいない。
通常は100メートル以上の深場に棲み、やや大きな群れを成す。初夏には水深50メートル程度の浅い岩礁帯にも移動してくる。
10年ほど前までは愛媛ではやや珍しい魚種とされていたが、水温が高くなったせいか、近年増加し、宇和島市周辺でも夏には普通に釣れるようになってきている。
タマガシラはおいしい魚だが、同じ釣り場で釣れることの多い近縁種のイトタマガシラは、キツネウオ属であまりおいしい魚ではない。
【名前と由来】標準和名は紀州(今の和歌山県付近)の地方名から。由来は頭が大きく断面が丸いところから「玉頭」の意だという説があるが、定かではない。和歌山県ではカサゴに似た体形の魚に「○○ガシラ」と名付けられた魚が多く、そういう意味では「玉のように美しいカサゴ」の意とも考えられる。
【釣り】深場でカワハギなどを狙っているとよく釣れる外道。群れを成す魚なので、釣れ始めると次々と釣れる。釣れてもあまり喜ばれないが、味を知っている人は持ち帰る。
釣り方は船釣りや投げ釣り。仕掛けは天秤(てんびん)オモリに先針2本仕掛け、釣り針はマルセイゴの13号くらい。餌はゴカイなどの虫餌がよいだろう。
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(松山・汐道) |
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| ■<39> 面河川でアユ友釣り |
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おとりアユ(上)と背掛かりで釣れたアユを手にニッコリ |
▼解禁日 狙いピタリ53匹
―6月1日、快晴―
面河川のアユ釣り解禁日だ。私の友釣り歴が21年目に入る。
まだ暗い午前4時半ごろ、平和橋(久万高原町七鳥)の下の河原に着いた。既に車が数台いる。上流のトロ場(川の流れがゆっくりしている所)に陣取り夜明けを待つ。
午前5時すぎに竿(さお)を出す。数日前と昨日の雨で川は増水し、友釣りには厳しい水位。おとりアユをしばらく流れになじませ、いざ流れの中心へ。ガツンと当たりがあり、目印が走る。
ことし最初のアユ。慎重に竿を立て、アユを水面に浮かせ引き抜く。おとりと野アユが手網の中へ。体長18センチの背掛かり。初日のアユにしては大きい方だ。掛かった野アユをおとりに付け替えて放つ。また、ガツン。7匹目を取り込んだところで一休み。
川下の釣り師たちも戦闘開始。8人が竿を並べた。初夏の到来を感じながら、掛け針を交換する。
ここで仕掛けを紹介。竿はエアーマスターの9メートル。天井糸1号、水中糸は「セラミック02」を4メートル。掛け針は6号の4本イカリ。
日も上がった午前8時半までに計20匹ほどを掛け、朝食にする。水位は高いが、私はこのくらいが好きだ。
午前10時を過ぎると、釣り師が増えて川は満員状態。掛かりが悪くなったため上流に移動する。そこでも狙いはピタリ。12匹を掛けて昼食にする。
アユは縄張りを持つ魚で、石に付いたコケ(藻)を食べて成長する。おいしいコケが付いた石は、アユにとって大切な生活の基盤であり、家なのだ。
そこへ侵入者が来ると、体を張って威嚇し攻撃する。この習性を利用し、掛け針を忍ばせたおとりアユを送り込み、追ってきた野アユを引っ掛けるのが友釣りだ。そのため、「アユは石を釣れ」と言われる。新鮮なコケが付いた石を見つけながら釣ることが重要なポイントとなる。
午後は、石に付いていたアユをあらかた掛けてしまったのか、ポツリポツリとしか掛からない。
午後4時を過ぎると帰り支度が始まり、釣り師は3、4人となった。午後6時、1人になったところで納竿(のうかん)。釣果は体長20センチを最高に53匹。満足の初日を終えることができた。
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団体職員 大野勝義さん |
<毎月第3木曜に掲載> |
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